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福島第1原発、汚染水処理を再開 多核種除去設備

2013年 09月30日 14:39 (月)

 東京電力は30日未明、トラブルで試運転を停止していた福島第1原発の新しい汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」で汚染水の処理を再開したと発表した。

 再開したのは、A~Cの3系統のうちC系統。

 27日午前0時すぎに試運転を始めたが、処理の過程で発生する廃液の排出量が通常よりも大幅に少なくなり、約22時間半後の同日午後10時40分ごろに汚染水処理を停止していた。

 東電が原因を調査した結果、付近のタンク内部からゴム製のシートを発見。

 試運転前に作業で使用したが回収せず置き忘れたもので、東電はシートがタンクの排水口をふさいだのがトラブルの原因と判断した。


47NEWS 2013/09/30(月)


関連記事

タンクにシート置き忘れが原因 

汚染水処理停止




 福島第1原発で試運転を再開したばかりの新型浄化装置「ALPS」が停止した問題で、東京電力は29日、不具合があった付近のタンク内部からゴム製のシートを発見したと発表した。

 試運転前に作業で使用したが回収せず置き忘れた。

 東電は、シートがタンクの排水口をふさいだのが不具合の原因と判断した。

 ALPSは汚染水から62種類の放射性物質を取り除くことができ、汚染水対策の柱の一つになっている。

 3月から8月までの試運転では、誤操作やタンクの水漏れが見つかった。

 今回のシート置き忘れで、ずさんな管理の実態があらためて浮き彫りとなった。


 東電によると、ゴム製のシートは縦横約20センチ、厚さ3ミリ。作業用のはしごを固定するために使用したもので、作業後にはがして回収する必要があったが、固定されている別のシートと勘違いし、残したままになっていたという。

 ALPSは27日未明、A~Cの3系統のうち、C系統で試運転を再開。設備の一部で、薬品による放射性物質の除去に伴い発生する廃液の排出量が通常よりも大幅に少なくなり、約22時間半後に汚染水処理を停止した。

 これまでの調査では配管やポンプの異常は確認されていない。

 東電は他のタンクも水を抜いて内部を調べる。
〔共同〕

日本経済新聞 2013/9/29 16:55


“切り札”ALPS今月下旬に再開 

残留トリチウム、健康への影響少




 東京電力福島第1原発の汚染水問題で、“切り札”となる多核種除去装置(ALPS=アルプス)が今月下旬に試験運転を再開する。

 たまり続ける汚染水の抜本策としてALPSで処理した水の海洋放出が計画されているが、放射性物質のトリチウムだけが取り除けず、地元漁業関係者が放出反対を表明している。

 実はトリチウムは国内外で日常的に海へ流されており、専門家は「健康への影響は少なく、必要以上に恐れることはない」と指摘する。
(原子力取材班)


■1トンで2千万円

 汚染水処理に期待されていたALPSは6月の試験運転中に漏水が確認され、腐食も認められたことから運転を停止。

 東電は「再発防止の確認ができた」として運転を再開する。

 汚染水は1日約400トン増加し、ALPSで処理した水は海に流さざるをえないが、地元漁協は「完全に放射性物質を除去できず、流すことは許されない」として一歩も譲らない。

 トリチウムの除去は技術的には可能だ。

 廃炉中の日本原子力研究開発機構の新型転換炉原型炉「ふげん」(福井県)には1日30キロのトリチウム水を処理する小型装置があるが、装置の費用は7億円で、1トンの処理に2千万円が必要だった。

 濃度はふげんのトリチウム水の10万分の1だが、福島第1原発に当てはめ単純計算すると、約10兆円をかけて装置を設置し、8兆円を超える処理費用がかかることになる。



■汗や尿で排出

 こうした現状について、富山大の松山政夫・水素同位体科学研究センター長(トリチウム科学)は「莫大(ばくだい)な費用だけでなく、膨大な時間も必要になる処理は非現実的。今の時点では、トリチウムの除去はできない」と話す。

 トリチウムは三重水素で自然界にも存在し、放射性セシウムやストロンチウムに比べて、人体への影響は少ない。

 産業医科大アイソトープ研究センターの馬田敏幸副センター長(放射線生物学)は「水素の同位体のトリチウムは全身に分散し、ストロンチウムのように骨に蓄積し残ることはない。飲み込んだとしても、汗や尿で排出され、10日ごとにその半分が体外に出る」と説明する。


■「健康被害なし」

 国内ではこれまで、トリチウムを海に放出してきた。

 各原発では、原子炉施設保安規定で「放出管理基準値」を独自に規定。

 年間の放出量による一般公衆への影響が年間0・001ミリシーベルト未満に抑えるようにしている。

 青森県六ケ所村の核燃料再処理工場では平成20年、再処理試験で出た1300テラベクレル(テラは1兆、管理基準は1万8千テラベクレル)のトリチウムを海に放出。

 希釈のため、沖合3キロまで放水口を離すなど工夫をこらした。

 これに対し、福島第1原発のトリチウムの総量は、再処理工場の半分以下である500テラベクレルと推計されている。六ケ所村の管理基準を準用すれば、10日間で放出できる計算だ。

 海外でもフランスのラ・アーグ再処理工場では年間9950テラベクレル、英国のセラフィールド再処理工場では1390テラベクレルといった海などへの放出実績がある。

 環境科学技術研究所の久松俊一環境影響研究部長は「各国でもこれまで大きな健康被害があったという報告はない」と話している。


■トリチウム 

 三重水素と表記される。

 あらゆる場所に存在し、雨水には1リットル当たりおよそ1ベクレルの濃度で含まれる。

 放射線を放つ能力が半分になる半減期は12年。

 発する放射線はベータ線で、人の皮膚を貫通するエネルギーはない。

 国の放出基準値は1リットル当たり6万ベクレル。


日本経済新聞 2013.9.22 20:03




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